お土産を選ぶのは、旅の中の楽しみの1つですね。フランスの首都パリでは雑貨やコスメ、お菓子やワインなど自分のためにも買いたいセンスのよいものをたくさん見つけることができます。
本記事では在仏経験者がジャンルごとにおすすめのお土産をご紹介します。ぜひ参考にしていただいて、素敵な旅とお買い物をお楽しみください。
※価格やレートについては、調査日(2023年3月25日)の情報を基に1ユーロ140円として計算しています。為替レートは日々変動しますので、直近のレートを確認するようにしてください。
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パリで買う自分用お土産【お菓子編】
パリ中心部はPRINTEMPS(プランタン)やLE BON MARCHE(ル・ボン・マルシェ)などのデパートやMONOPRIX(モノプリ)などのスーパー、思わず入りたくなるような小洒落た路面店まで、お土産を買うところには困りません。
この章では、観光のついでにスーパーや空港で気軽に買えるお菓子を紹介します。
空港で買えるLADUREE(ラデュレ)のマカロン
2008年に日本に上陸したLADUREE(ラデュレ)。日本でもかなり知名度が高いブランドです。
シャルル・ド・ゴール空港にはLADUREE(ラデュレ)の店舗がいくつかありますが、出発ロビーで買う場合はターミナル2Eの店舗がおすすめです。12個入りの値段は27ユーロ(約3,780円)。日本で購入すると、5,659円(税込)で、日本より2,000円近く安く買うことができます。
3日間日持ちするので、搭乗までの待ち時間につまんだり、自宅に帰ってからちょっとずつ食べたりしています。空港で買えば、崩れないように持ち帰ることに神経を使うこともないです。
参考:ラデュレオンラインブティック| (laduree.jp)
スーパーで買えるチョコレート(COTE D’OR(コート・ドール)、Lindt(リンツ)など)
COTE D’OR(コート・ドール)のやLindt(リンツ)は、それぞれベルギーとスイスの老舗のブランドのチョコレートで、パリのスーパーで気軽に買うことができます。
価格は日本で買うよりも安く、日本で売っていないような種類もあるので、見ているだけでも楽しいです。タブレット(板チョコ)タイプが豊富なのでかさばらないところがお土産に向いています。
おすすめは「COTE D’OR(コート・ドール)」のオ-ガニックチョコレートです。日本だとなかなかオーガニックチョコレートを見かけることがないので、パリ旅行をきっかけに買ってみてはいかがでしょうか。
また、Lindt(リンツ)の高カカオチョコレートは80%・90%・99%が揃っています。日本で買うと650円くらいしますが、100ℊで1.89ユーロ(約264円)とお得に買うことができるので、自分用、ばらまきお土産用にまとめ買いしています。
パリで買う自分用お土産【インスタントコーヒー・紅茶編】
パリを含むヨーロッパ諸国ではイギリスを除いてエスプレッソがメジャーな飲み物ですが、香り高いフランス紅茶は日本でも贈答品として人気が高いです。
筆者はコーヒーやお茶は日持ちして常温で保存できるので、普段使い用にまとめ買いしています。
MONOPRIX(モノプリ)のインスタントコーヒー
パリのスーパーでもっとも有名なMONOPRIX(モノプリ)には、トッピング用のココアパウダーが付いたカプチーノなどスティックタイプのインスタントコーヒー(オリジナル商品)があり、お土産に買って帰るのにもおすすめです。
MARIAGE FRERE(マリアージュ・フレール)やKUSMI TEA(クスミティー)などのフランス紅茶
日本でもおなじみの「MARIAGE FRERE(マリアージュ・フレール)」の紅茶。500もの種類があり、黒いクラシック缶に入った紅茶がお土産用として人気ですが、自分で楽しむなら量り売りの茶葉もおすすめ。
特に一番メジャーなMARCO POLO(マルコ・ポーロ)は100g12ユーロ(約1,680円)ですが、日本で買えば100g3,132円なので半額より少し高いくらいの価格で買うことができます。
缶入りなら、18ユーロと少し高いですが、空港や免税店でも手に入るので、最後に何か買っておきたいというときにもおすすめです。
パッケージがカラフルでかわいい「KUSMI TEA」。起源はロシアですが、現在はパリが拠点になっています。 日本でも販売されていますが、かなり高級。
5缶セット(1個あたり20〜25グラムの茶葉入り)は日本で購入すると5,000円以上しますがパリで買えば24.9ユーロ~ですので、お好きな方は是非。
参考:クスミティー 公式オンラインブティック
良質な食品が欲しければBON MARCHE(ボン・マルシェ)の食品館(LA GRANDE EPICERIE DE PARIS)へ行きましょう
世界最古の百貨店と言われるボンマルシェ百貨店。その食品館であるLA GRANDE EPICERIE DE PARIS(ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ)もパリで最も広い食品売り場といわれています。
食料品エリア、生鮮食品エリア、デリカテッセンエリア、ワインセラーの4つのエリアで構成されています。お土産にしたいものを少しご紹介すると
ハチミツ:たくさんのブランドがあり、商品数もかなり多いです。産地やブランドに分けて整然と陳列されています。Le Miel de Paris(ラ・ミエル・ド・パリ)など
ジャム:フランス産原料にこだわり防腐剤やゲル化剤を使わない自然派志向のものが揃っています。La Cour d’Orgères(ラ・クール・ドルジェール)など
ワイン:地下1階の広いワインセラーから選びきれないときは、お店のスタッフに相談するのも一つです。健康志向の方におすすめなのは、日本でもエノテカなどで見かけるVal de Rance(ヴァル・ド・ランス)のシードル ヴァル・ド・ランス クリュ・ブルトン オーガニック 。
フランスのAB(Agriculture Biologique)のオーガニック認証を受けています。
パリで買う自分用お土産【雑貨編】
パリには、生活を楽しくしたり、美意識を高めたりしてくれる雑貨がたくさんあります。日本では手に入手しにくいものをご紹介します。パリの旅の思い出にぜひ選んでみてください!
FRAGONARD(フラゴナール)の石鹸・練香水
FRAGONARD(フラゴナール)は香水が好きな人ならご存じだと思いますが、南仏のグラースで有名な香水メゾンです。日本に2004年上陸し人気を博しましたが、残念ながら2007年撤退しています。
メンズとレディースの香水以外に練香水がお土産でとても人気です。また南フランスらしい素朴さが魅力の石鹸もギフトにぴったり。オリーブオイル入り石鹸『ラベンダー』300g 12ユーロ
スキンケアアイテムも揃い、BIOオーガニック認証を受けているアルガンオイルはリピーターの多い人気商品。44,00ユーロ
FRAGONARD(フラゴナール)はパリにも複数店舗があります。ルーブル美術館地下のショッピングモールCarrousel du Louvre(カルーゼル・デュ・ルーブル)内であれば、ルーブル美術館のついでに買い物ができて便利です。
DURANCE(デュランス)のキャンドル
DURANCE(デュランス)は日本に実店舗を持たず、セレクトショップなどいくつかの正規取扱販売店で販売されています。リネンウォーターやミスト、ディフューザーなどが有名ですが、お土産には持ち帰りやすいキャンドルがおすすめです。
DURANCEのベストセラーアイテム、ハンドクラフトキャンドルは南仏Grignan(グリニャン)で製造されています。名前の通り、手作業で作られるキャンドルはシンプルなデザインと香りのすばらしさで世界中の人に愛され、1分に1個、売れています。
美しい表面になるようにロウは2回に分け充填され、2回目のロウは香料を多めに配合し、香り豊かな仕上がり。
DURANCEもパリに複数店舗があります。前述のLA GRANDE EPICERIE DE PARIS(ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ)付近に店舗があるので、興味があったら是非行ってみてください。
MONOPRIX(モノプリ)のエコバッグ
パリの有名スーパーMONOPRIX(モノプリ)では、オリジナルのエコバッグを販売していて、とてもかわいいのでお土産にも人気です。1.5~2ユーロ(200円前後)とプチプラで、柄の種類が多く、レジの横などに陳列されていることが多いです。軽くて安いので、ばらまき用のお土産としてまとめて買ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたか。
パリを旅行する前に買い物の計画を立てて、限られた時間を有意義に使いましょう。
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